「コンクールに出る子=最初から優等生」とは限りません |
「うちの子にはコンクールは
向いていないかも…」
そう思ったことはありませんか?
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お子さまの努力や才能を冷静に見つめ、
「今の状態ではコンクールは難しいのでは?」
と考えてしまうこともありますね。
しかし、実際に全国大会に出るような
子でも、最初から完璧に練習を
こなしていたわけではないんです!
このことをご存じでしたか?
多くの子どもたちは、最初から毎日何時間も
真剣に練習するわけではなく、
・「今日は10分弾いたから終わり!」
・「お友達と遊びたいから後でやる!」
このように、つい目の前の楽しさを
優先してしまうものです。
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実際にこの動画の全国大会に
出場した小2の生徒さんも
最初は遊びが優先でした・・。
(29秒でご覧いただけます。)↓
しかし、本番が近づくにつれて、
焦りが生まれます。
「間に合わない…」と痛感し、
悔しい思いをする。
そして、その経験を通じて初めて、
「練習しないとダメなんだ」
と自ら気づくのです。
この「気づき」こそが、
成長の大きなチャンスです。
一度悔しい思いをした子は、
次第に自分なりに工夫しながら
練習を積み重ねるようになります。
このプロセスを経ることで、
集中力や忍耐力が育ち、学び取る力
が鍛えられていくのです。
もし、
「今は練習しないから、コンクールは向いていない」
と判断してしまったら、お子さまが大きく
成長する機会を失ってしまうかもしれません。
「完璧に準備ができてから挑戦する」
のではなく、
「挑戦することで成長する」**のが子どもです。
コンクールは単なる競争の場ではなく、
子どもが自分の限界を知り、努力の大切さを
実感するための貴重な経験の場。
大切なのは「結果」ではなく、
挑戦したことで得られる成長です。
お子さまが「自ら気づく瞬間」を信じて、
ぜひ、一歩を踏み出させてあげてくださいね。