2025/2/1

ピアノレッスンを通じて育む、子どもの感謝する心


 
今日は、レッスンの中で大切にしている指導方針に
ついてお話ししたいと思います。
 
 

お月謝を手渡しにする理由

 

ピアノ教室クオーレ・リッコでは、月謝を必ず
生徒さんから直接手渡しでいただくようにしています。

単なる支払い方法の選択ではなく、これには
深い教育的意図があります。

 

①金銭感覚を養う
お金は目に見えない電子マネーではなく、
実際の紙幣や硬貨として手に取ることで、
その価値をより実感として理解できます。
これは将来の金銭管理の基礎となる重要な学びです。

 

②感謝の気持ちを育む

毎月のレッスン費用は、ご両親の大切な労働の結晶です。

その大切なお金を教室で直接手渡し、

「ピアノを習わせてくれてありがとう」とご両親に伝えることで、
ご両親への感謝の気持ちが自然と芽生えていきます。

 

 

感謝の心が育むもの

 

この習慣を続けることで、生徒さんたちに
次のような変化が表れてきます。

・自発的な練習意欲の向上

「習わせてもらっているんだから、しっかり練習しなきゃ」

という気持ちが自然と生まれます。

・演奏の質的な変化 

技術的な向上だけでなく、感謝の気持ちが込められた、
心のこもった演奏へと変化していきます。

・責任感の育成

お金の重みを実感することで、
自分の行動に対する責任感が芽生えます。

まとめ

 

ピアノレッスンは、単に演奏技術を
学ぶ場だけではありません。 

豊かな人間性を育み、生涯の財産となる
価値観を形成する場でもあるのです。

お金の価値を知り、感謝する心を育てる。

 

 
この小さな習慣が、お子様の成長に大きな影響を与えることを、
これまでの指導経験を通じて実感しています。